この記事は、ブログ収入月に5~10万程度の普通の主婦が、開業届を出した体験談となっています。
わたしは、ブログで月5~10万円程度稼いでいる専業主婦です。
この度、2022年7月19日火曜日に、開業届を出してきました。
開業届は開業freeeを使って無料で作成したものを提出しました。
知識がなくても数分で手軽にできてとても便利でした!
開業届を出すまではドキドキでしたが、
あっさり提出完了。
今日のメールでは、開業のメリットデメリットと、
わたしがなぜ開業したのか、開業をおすすめする条件などについて書きますね。
ママブロガーが開業届を出すメリット
今回のメルマガでは、わたしがなぜ開業届を出したのか、開業のメリットに感じた部分をまとめます。
(1)最大65万円の控除があり、節税できる
わたしにとって、開業する一番のメリットは
確定申告の際、控除が受けられることです。
本来、副業としての確定申告は所得が20万円を超えた場合、
確定申告が必要です。
※住民税の申告は1円以上で必要なので、ほとんどのブロガーさんが当てはまるはず…住民税の申告は、お住まいの市役所の税務課でできます。
わたしはアメブロやポイ活で所得が年8万くらいの時代から住民税の申告はしていました。
(納税は0円でした)
本格的にワードプレスを始めた時から昨年までは白色確定申告でした。
ざっくりブログ収益として25万円の申告して、
もろもろの控除があり、最終的に3000円納税しました。
今年度は青色確定申告に挑戦予定です。
弥生の会計ソフト買おうかな。
開業届を出すことにより、
青色確定申告が可能で、最大65万円の控除を受けることができます。
これが開業&青色確定申告のメリットの一つです。
(2)減価償却特例で経費をつけられる
例えば20万円のパソコンを買ったとして、
それを一気に経費にすることはできません。
1年目は5万円、2年目も5万円、3年目は3万円…
と、だんだん資産が下がっていくように年で割って経費にする必要があるそうです。
でも、開業&青色申告によって、30万円までの費用であれば、
一括で経費として計算してOKになるそうです。
(3)家族に給与をはらうことができる
わたしはこんなレベルではありませんが、
開業&青色申告の場合、家族にお給料を払うことも可能だそう。
しかも、そのお給料は経費にあてることができます。
(4)専用口座が持てる
開業すると、事業用の口座を開設することができます。
プライベートとブログ用の口座やクレジットカードが混在している場合、管理が大変ですよね。
わたしも今のところブログ用とプライベート用がごちゃごちゃなので、整理しなければと思っています。
屋号で口座開設も可能だそうです。
わたしは、いい屋号が思いつかなくて、本名で開業しました^^;
→余談ですが、開業しにいった税務署になんと義弟の奥さんが臨時で働いていました。しかも、働き始めで、わたしの開業届を使いながら先輩からレクチャーを受けていました。
先月まで違うところで働いていたので、税務署で働き始めたことは全然知らなかったんです。
あーびっくりした。
そして、屋号「あんみつ子」にしなくてよかったーーー^^;
親戚にハンドルネームを知られるの、ちょっぴり恥ずかしいです。
検索されたらTwitterやアメブロにもたどりついちゃいますし。
(4)就業の証明になる
開業届の控えを使うと、就業している証明になります。
つまり、開業により子どもを保育園に預けることも自治体によっては可能。
ちなみにうちの自治体に確認してみた場合、「前例はないけどOK」とのこと。
うちはいま4歳の娘が朝9時~13時までの幼稚園利用。
1歳8ヵ月の息子は一日家庭保育です。
(幼稚園利用も保育利用も可能なこども園です)
わたしは今のところ、上の子を保育園利用にしたり、下の子を新たに保育園に預ける予定はありません。
でも、上の子が年長さんくらいになったら(あと2年くらいたったら)
13時のお迎えを15時くらいにしてもらおうかな…
とか、下の子が2歳になったら(あと半年くらいたったら)
週に2回だけ9時~13時であずかってもらおうかな…
などなど、妄想はしています。
今すぐ預けはしないけど、預ける選択肢ができたことは、
精神的に助かっています。
不正?になっちゃうかもですが、
いま専業主婦のママ友が、2歳の子を自宅で育てていてノイローゼ気味に。
1つの選択肢として、ブログ+開業=保育園利用の話をしてみようか迷っています。
ママブロガーが開業届を出すデメリット
開業のメリットを4点お話しましたが、デメリットもあります。
(1)開業すると扶養から外れる可能性あり
これはパートナーの職によりますが、現在パートナーの扶養にはいっている場合、開業することで扶養から外される場合があります。
扶養から外れると、扶養手当が無くなるだけではなく、健康保険料や年金を自分で払う必要があります。
この保険と年金が地味に痛いです。
現在、収益が大きくなく開業する場合は、開業によって損をしないか、パートナーの扶養について調べる必要があります。
わたしは、夫の扶養に現在入っています。
夫の職場に電話で確認したところ、
「開業しても扶養はOK。ただし、年130万円の所得を超えたら扶養はNG。130万円のうち、経費はほぼ認められない。130万円を超えた年の確定申告を提出した段階で、扶養の権利がなくなる」
とのことでした。
わたしは今のままだと年130万円はいかなさそうです。
(7月のブログ収益もがた落ちです!まずい!)
現段階で、確定分が50万円を超えています。
年100万円いけるかどうかは、今後のブログの伸び次第!
がんばります。
(2)開業すると失業保険がもらえない可能性あり
現在失業手当をもらっている場合やこれからもらう予定がある場合は、
開業を一度待った方がよさそうです。
開業届を出すと、「再就職の意思はない」とみなされる場合があり、失業手当を受取れない可能性が高くなります。
(3)青白申告は確定申告が複雑
青色申告は、白色と比べて記入が複雑に。
※開業したからといって、青色にしなくてはいけないわけではなく、白色でもOKです。
青色申告する場合は、会計ソフトの購入が望ましいと思います。
わたしも、近いうちに購入します。
開業したメリットデメリットまとめ
今日のメールの内容をまとめます。
「開業のメリット」
・最大65万円の控除&節税
・30万円未満は一括で経費に&節税
・家族に給料払える&節税
・就業証明になるので、お子さんを保育園に預けられるかも?
・専用の銀行口座が作れる
「開業のデメリット」
・扶養から外れるかも
・失業手当受けられないかも
・青色申告は難しそう&会計ソフト費がかかる
お金の面で(扶養、失業手当)で損をしなさそうであれば、
誰しもが開業することができます。
「いくら以上から開業」という決まりはありません。
また、開業したからといって副業がバレるということもありません。
お子さんが小さくて、保育園に預かってほしい場合は大きなメリットになりそうです。
わたしの場合は、少しでも節税したいなという気持ちで開業をしました。
開業する前に、扶養の確認はしっかりして準備OK!
一粒万倍日の7月7日を開業日にして、
同じく一粒万倍日の7月19日に開業届を提出してきました。
現在ブログ収入が下降気味で、青色申告のうまみが少ないかもしれませんが、開業によってモチベーションも上がったので、引き続き自分にできることをコツコツ頑張っていきます。
以上、長くなってしまいましたが、あんみつ子の開業あれこれでした。
お読みいただき、ありがとうございました。